【運動神経は遺伝する?】プレゴールデンエイジと遊びの重要性


管理栄養士×スポーツトレーナーの高橋和晃です。5〜8歳前後のお子様をお持ちの方へ。
保護者様と会話をしているとこのようなことを耳にします。
「うちの子、私に似て運動神経が悪いの。」
「私の家系は運動駄目だから。」
「親に似て足が遅いんですよ。」
いえいえ、そんなことありませんよ。運動神経に影響を与えるのは遺伝よりも、幼少期に外で遊んだ量と質。今回は「プレ・ゴールデンエイジと遊びの重要性」について紹介します。

 

 

プレ・ゴールデンエイジに遊ぶメリット


・様々なスポーツの動きに対応する能力を養える
・スポーツの上達が早くなる
・新しい動きを観ただけで、その動きを身につける能力がつく
・身体の動きに無駄が減り怪我の予防に繋がる
・運動に対するネガティブな気持ちを軽減できる

 

 

プレ・ゴールデンエイジとは?


プレ・ゴールデンエイジとは

5~8歳頃にかけて、人間の成長の中で訪れる神経の発達が著しい時期のことを指します。カラダの中では、脳内神経回路や脳と筋肉を結ぶ神経など様々な神経系統が発達。

この時期に「身体を動かす習慣」があると、運動神経といわれる能力はぐーんと伸びます。一言でプレゴールデンエイジを表すならば、運動神経の土台を作る期間。

 

 

遊びは最高のトレーニング


遊びは最高のトレーニング

鬼ごっこ、鉄棒、アスレチック、ブランコ…何気ない遊びはしゃがむ、踏み込む、身体を捻る、物を押す引くなど人間の基本的動作であり、その応用がスポーツの特殊動作へと発展します。基本的動作が自然と身につく遊びは最高のトレーニングと言えるかもしれませんね。

 

 

飽きやすくってもしょうがない


「うちの子、運動してもすぐ飽きちゃって..」
「1つのことに集中できなくって…」
なんて声を保護者様からたまに頂きますが大丈夫。
この時期の子供達は脳の発育に伴い集中力が長続きせず、新しいものへ興味がドンドン移っていくので「飽きやすい」のは自然なんです。8歳頃からの言語の発達に合わせて、自分自身で集中力をコントロールできるようになるのでご安心下さい。

 

 

こんな遊びオススメです


こんな遊びおすすめ

難しく考える必要はなく遊びはとっても簡単なことなんです。

①屋外での遊び
鬼ごっこ、水遊び、ボール遊び、木登り 縄跳び、鉄棒、うんてい、アスレチック、バドミントンなどのラケット遊びetc…
室内では遊ぶ空間や環境が限られやすいので、なるべく野外がおすすめ。

 

②音楽に合わせたリズム遊び
手拍子で音をとったり、リズムに合わせて動く。幼稚園、保育園、小学校のカリキュラムには入っています。家庭で行うならば、ダンスのやリズム遊びのDVDを見ながら親子で遊ぶのも良いかもしれません。私はリズム遊びが大の苦手だったから逃げてました。そのお陰でしょうか、今でも苦手(笑)

 

 

まとめ


・運動神経に影響を与えるのは遺伝よりも、幼少期に外で遊んだ量と質。
・遊びは最高のトレーニング。
・プレゴールデンエイジに野外で遊んだり、リズム遊びをして運動神経の土台を作る。

保護者様は何かと忙しく、遊び場が少なくなってきている現代社会。大変だとは思いますが、私達大人が子供の「遊ぶ環境」を提供することが大切なのかなと思います。

私の両親は休日には公園遊びや山遊び、川遊びなど沢山の「遊ぶ環境」を私に用意してくれました。お陰で今の職業につけたんだなぁと感謝です。是非、時間を作ってお子様を遊びに連れていって下さい。それが子供の運動神経を高めるきっかけになります!

 

 

 

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