管理栄養士×スポーツトレーナーの高橋和晃です。
料理名を知ることは大切。
経験則です。栄養素のバランスを整えるために多種多彩な食事をとることが必要だけど、そのためには料理名を知らないと上手く実行できなのです。
料理名を知らないと知らぬうちに特定の食事を選びやすく栄養バランスが向上しないなんてことも…。今回は「料理名を知る必要性」についてお伝えします。
名前を知らない料理は自然と避けやすい
食事サポートをしていると、自分の食べた料理名を答えられない方も多いように感じます。例えばこんな感じです。
高橋:「昨日は何を食べたんですか?」
Aさん:「えっと、魚の定食です。茶色で煮た魚です。」※答えは鯖の味噌煮
高橋:「何の魚でどんな味でしたか?」
Aさん:「脂っぽい魚で味噌風味でした。」
高橋:「昨日は外食したんですね。どんな料理を食べたんですか?」
Bさん:「スペインバルでチャーハンみたいな料理。美味しかった!」※答えはパエリア
高橋:「リゾット?お粥みたいな料理でしたか?」画像を見せながらカウンセリング…
Bさん「いえ、違います。海老と野菜がのっていました。」
不思議なもので、以下のような理由により私達は名前を知らない料理は自然と避けやすいのです。
・味や匂い、食感などを想像できないから
・食べ慣れていないから
・食べたいと思わないから
・知らない料理にチャレンジしたくない
持論ですが食物を選択する時はまず料理名から連想が始まり、次に味・見た目・匂いなどの順で続きます。料理名を知らないと連想がスムースに生まれず、いつも同じ物を選んでしまうのです。
現在、日本の食事はびっくりする位に選択肢が豊富。お子様のお持ちの保護者様においては、将来食を選ぶ能力を養ために私は「子供のうちから料理名を覚えることは結構大事だな~。」と思っています。
料理名を覚える練習方法
①メモor写メ
自分の食べた物をメモや写メに記録します。その際、料理名を詳細に付け加えるだけです。
②料理名をしっかりみてから購入
コンビニやスーパーの惣菜、お弁当屋さん、レストランetc…食事を選ぶ際はなんとなく「これが美味しそう!」ってな直感も大切ですが、料理名を確認してから購入する。
③料理名を伝える&聴く
パパとママはお子様へ料理をボンと出すのではなく、料理名を一緒に伝えてください。例えば、今日の料理は「切り干し大根煮」「ビビンバ」「××と◯◯の炊き込みご飯」みたいな感じで。
もしくはお子様へ「今日の給食は何を食べたの?」今日はなんて聴くのもokay♫聴くことで、料理名を覚えるきっかけを作れます。もしお子様が答えられなかったら「味や食材はどんな料理だったの?」とフォローして下さい。
まとめ
料理名を覚える!ちょっとしたことですが、食を選ぶ能力がグンとつけるために大切な食育だと思います。このブログがご自身やお子様の食生活を見直すきっかけになることを願っています。
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