ウォーキングの姿勢はその人の歴史物語


ウォーキングの姿勢はその人の歴史物語

管理栄養士×スポーツトレーナーの高橋和晃です。
ウォーキングの姿勢はその人が歩んできた歴史物語。日常生活や仕事のクセ、怪我の影響などが反映されます。身体や骨盤の歪みを正す方法は様々ありますが、日々のウォーキングも効果的です。

 

 

事例紹介①


下記画像は当スタジオにあるpeak a bodyで撮影したB様(女性)の筋肉バランスです。
ウォーキング姿勢 事例紹介 前

ウォーキング姿勢 事例紹介 後
向かって左(正しいバランス)と比べ、左肩は下がり、膝(特に右膝)が外側へ開いています。

 

以下、特に注意すべき筋肉の状態です。
・お尻と外側の太もも、右腰の硬さ
・内ももと下腹部の筋肉の弱化

 

 

このような筋肉バランスになった日常生活や仕事のクセ

・常にバッグ👜を右肩に掛ける
・スマホを覗き込み操作する
・椅子に浅く座り、背もたれにもたれる(背中を丸める)
・重心を右足のみにかけ、立ち仕事をする
これらのクセが以下のようなウォーキング動作に反映されます。

 

NGなウォーキング動作

ウォーキングの動作
・下を見る
・背中を丸める
・がに股
・左腕の振りが小さい

 

結果と実施したこと

トレーニングを3ヵ月続けた結果です。肩の高さは揃い、開いていた膝も閉じてきました。
トレーニングの結果 前

トレーニングの結果 後
日常生活や仕事のクセの改善は勿論、内ももと下腹部は鍛え、硬い部位はストレッチ。ウォーキングでは目線を上げることからスタートし、腹筋で姿勢を正す練習を沢山しました。

 

 

事例紹介②


peak a body で撮影したO様(女性)の筋肉バランスです。
ウォーキング姿勢 事例 前

ウォーキング姿勢 事例 後
向かって左(正しいバランス)と比べ、右脇は開き、膝は内側(特に左膝)へ向いています。内またが強いって感じですかね。

 

以下、特に注意すべき筋肉の状態です。
・内もも、右ももの付け根、右腰の硬さ
・腹筋(特に左)とお尻の筋肉の弱化

 

 

このような筋肉バランスになった日常生活や仕事のクセ

・仕事の都合上、右手をたくさん使う
・制服(スカート)の都合上、極端に膝を閉じる
・ハイヒールをよく履く
・家では左足を下にして、足を組む(左お尻に重心をのせ座る感じ)
・右足に重心をのせて立つ(過去に左足首のひどい捻挫した影響もある)
これらのクセが以下のようなウォーキング動作に反映されます。

 

NGなウォーキング動作

ウォーキングの癖
・左腕の振りが小さい
・膝を曲げ、腰を反る
・膝は内側、つま先を外側へ向ける
・左足での歩幅が狭い

 

結果と実施したこと

トレーニングを3ヵ月続けた結果です。右脇は閉じ、強い内股も緩和しました。

ウォーキングの結果 後ろ

ウォーキングの結果 前
日常生活や仕事のクセの改善は勿論、硬い部位はストレッチ中心。トレーニングは腹筋で背骨、お尻の筋肉で股関節を動かすことからスタート。
ウォーキングではまず始めに、つま先と膝の方向を揃え、骨盤を立てる練習に力を入れました。

 

 

まとめ


身体や骨盤の歪みを正すにはトレーニング、ストレッチ、クセの改善…様々な方法があるけど、日々のウォーキングも効果的です。

 

美しい歩き方でボディラインを綺麗にしたい人はご相談下さい。

 

 

 

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