正月太り予防！管理栄養士直伝5つの痩せる法則

管理栄養士×スポーツトレーナーの高橋和晃です。
ウエストを細くしたい、全身をスッキリ絞りたい…そのような方にとって、食べて動かない日の多い年末年始はちょっと複雑な時期かもしれないので、痩せる法則についてお伝えします。正月太り予防にお役立て下さい。

太る法則・痩せる法則

活動量とは歩行や家事、デスクワークなどの様々な活動による1日の総消費カロリー。
基本的に摂取カロリー(食べ物から取るカロリー)≒活動量ならば、体重はほとんど変わりません。痩せるならば、摂取カロリー＜活動量の関係性(法則)を作り出しましょう。

しかし、上記を頭で何となく理解していても、体脂肪は減りにくいので、COMFYのクライアント様の事例を基に5つの痩せる法則をご紹介します。

法則① 立って活動する

そもそも活動量が低過ぎるため、「摂取カロリーを抑えているのに痩せない！」といったケースがあります。特にデスクワーカーですね。
この場合、活動量の増加をおススメします。以下、COMFYのクライアント様が日常生活に取り入れている方法です。
・立位でもできる仕事は立ってする
・通勤を自転車ではなく歩行にする
・電車やバスなどで座らないよう心がける(美しく立つ)
・休日はゴロゴロせず、散歩や家の掃除をする

2本足で立って活動することにより全身の筋肉が使われるので、立って活動することは非常に大切です。
勿論、活動量がUPすればお腹は空くので、食べ過ぎやお菓子の類の完食、栄養価の低い物をチョイスしてはいけません。

法則② ちょこっとの間食をしない

体脂肪1kgは約7,200カロリー。
ちょこっと食べられる(100kcal前後)手のひらサイズの菓子、小さなアイス、少量の菓子パン、ラテ…通常の食事と合わせそれらを毎日、飲食したら約2ヶ月ちょっとで体脂肪＋1㎏。半年続けると体脂肪＋2.5前後…ちりも積もれば山となるのです。

勿論、「間食は絶対ダメ！」と言っているのではありません。食で結果を出すのは「毎日の小さな積み重ねが大事。」ということをお忘れなく。

法則③ 無意味にコンビニへ寄らない

本当に欲しい物がない限り、コンビニへ寄ってはいけません。
コンビには誘惑の強い食品が多く、何となく手が出てしまうことも多々あります。また、意思が強くても「今日だけなら良いかな？」と言った感じで、決意のぶれるきっかけとなる場合も。

似たような感じで、スーパーでもお菓子コーナーや菓子パン、アイス売り場へフラフラ～と立ち寄ってはいけません。

法則④ 1食500～600kacl前後の食事

体重のコントロールが上手くいかない方は、1食700～800kacl食べている方もいらっしゃいます。
身長や体重、筋肉量によりますが女性の場合、1食500～600kacl前後の食事をすれば満足するケースは多く、なるべくその数値内に抑えて下さい。
※1食500～600kacl前後の食事に抑えているのに体脂肪の減りが悪い方は、食事の質・活動量の不足・睡眠不足・間食の有無のどれかに問題がありそうです。

しかし、500～600kaclと食事の質・量が頭で結びつかず、ピンと来ないことも多々あります。そのような方はコンビ二のお弁当やスーパーの総菜など、口にする飲食物の表示ラベルからカロリーをチェックして下さい。地道な作業ですが続けることで、食べ物のカロリー(栄養価)をイメージする力がつきます。

余談ですが、冷凍食品や健康食品、スイーツなど目間苦しい速度で新製品は出回るので、私は新製品が出るとコンビ二やスーパーの店内でラベルをジーっとチェックしながら、ブツブツしゃべっています。完全に怪しい人なので、藤沢で私を見かけた方はそっとしておいて下さい。