【スポーツの向上】身体の捩じりと歯の食いしばり


管理栄養士×スポーツトレーナーの高橋和晃です。スポーツをもっと上手くなりたい方へ。

サーフィンやゴルフ、テニス、ダンス…大きく身体を捩じる動作は様々な競技で多用され、これを上手にできるとパフォーマンスの向上に役立つでしょう。今回は楽に身体を捩じるために必要なポイントをお伝えします。

 

 

歯の食いしばり


競技のシチュエーションによって絶対とは言い切れませんが「口を軽くポカーン」と開けた方が身体は楽に捩じれます。試しに座った状態で以下のことを意識し、どちらが楽に捩じれるか比べてみて下さい。
①奥歯をギュッと食いしばる
②口をポカーンと開ける

②の方が楽に捩じれると思います。経験則ですが「身体を捩じるそー!」と力んで歯を食いしばり、捩じりのポテンシャルを引き出せていない方は多いように感じます。

 

 

身体が楽に捩じれる理由


理由はいくつかありますが、1つは首の前の筋肉です。以下の画像は首の前の筋肉で、主な働きは①首を回転(捩じる)、②アゴの筋肉と連動して物を噛む。
【スポーツの向上】身体の捩じりと歯の食いしばり

 

奥歯を「ギュっ」と噛みしめると首前の筋肉に力が入り過ぎて、首の動きは硬くなりスムースな上半身の捻じり生まれません。
逆に口をポカーンと開くことで首はリラックスして、スムースな上半身の捻じれが生まれるのです。

 

 

現場での活用方法


口を軽くポカーンと開く簡単な方法を2つ紹介します。これをすると奥歯はギュとしにくいので、楽に身体を捩じれますよ♪
①捩じる際に息を吐く。もしくは、小声で良いので「あー」とか「うー」「はー」と声を出す。
②顎の力を抜き、表情をリラックスする

 

 

まとめ


身体を捩じる際は「口を軽くポカーン」と開ける。
このブログがあなたの好きなスポーツのパフォーマンス向上に役立つことを願っています。

 

 

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