管理栄養士×スポーツトレーナーの高橋和晃です。身体のむくみをとりたい人へ。
水分は血液の超主要な成分です。不足すると血液は全身を巡らず身体がむくみやすい。「顔や足むくむから水分を控える。」という方もいらっしゃいますがとんでもない!今回は水分とむくみの関係についてお伝えします。
むくみとは
全身を流れている血液が何らかの原因によって、全身あるいは身体のある部分に留まったり滞った状態を指します。
仕事中は水分を摂りません
「仕事は多忙なので、水を飲んでいる時間がありません。それにトイレに行きたくないので水は飲まないようにしています。」このようなクライアント様は意外と多いように感じます。「共通するな〜」と思う皆様の悩みは、身体のむくみです。
皆様からは、適切な水分補給を心掛けたら「身体がほっそりした、むくみが気にならなくなった。」という感想を頂きますが、不思議なことではありません。糖質のとり過ぎ、運動不足、同じ姿勢をとり過ぎる、寝不足…身体がむくむ要因は沢山ありますが、水分不足は大きな要因の1つです。
水分が不足するとむくむ理由
血液の約80%は水で、むくみのイメージは川の水が溜まったダムのような状態です。そもそも論ですが、水分が足りないと血液は「動かない」。川の水も水量が十分でなければスムースに流れないように、水がないと血液の流れは起こらないのです。
水むくみは誤解?
「水を飲むと、むくむ!」と言われますが…そんなことありませんよ。水中毒と言う言葉があるように、水をがぶ飲みしたら身体に大量の水分がいっきに溜まるので、確かに身体はむくむでしょう。
私達が一度に摂取できる水分量は200~250mlが限界だと言われいてます。1時間にすると、600~800mlでしょうか。うーん…利尿作用があるとはいえ、飲み会でビールや酎ハイを飲むと身体がむくむのも無理もないですね。そのため「水を飲むとむくむ。」なんて言われ始めたのかな?と個人的には考えてます。あとは、一時期流行った「水飲みダイエット」の影響かな?
一度や短時間で大量の水分を摂らなければ、むくみにくいと言えます。では、1日にどの位の水分が必要なのでしょうか?
個人によって必要な水分量は変わる
これを伝えるのはかなり難しい。なぜなら、体格(筋肉量や体脂肪量)や食事の有無と量、1日の活動量、ライフスタイル、水分の好みなどによって必要な水分量は変わるからです。ですので、目安の水分量と摂り方をご提案します。
1日に必要な目安の水分量
男女共に1.5~2ℓ。「え?そんなに?」と思った方、絶好のチャンスなので自分が1日にどの位の水分を摂っているか考えて下さい。
水分の摂り方
水分の摂り方は、自分のライフスタイルを考えた上で時間やタイミングを決めると良いかと思います。例えば、
・朝グラス1杯(200ml)
・午前~お昼の間に1~2杯、
・昼食で1杯
・昼~夕方に1~2杯
・夕食で1杯
・寝る前に1杯
合計7~9杯(1.4~1.8ℓ)。汗をかく、よくしゃべる、身体を動かすなど活ご自身の活動量に合わせて、量の増減を調整していくのはいかがでしょうか。飲み物の温度については、このブログの一番したに関連ブログがあるのでそちらをご覧下さい。
まとめ
・身体がむくむ要因の1つは水分不足
・水が足りないと血液は「動かない」
・個人によって必要な水分量は変わる
「あれ…私は水分とっているかな?」と思った人は、自分が1日にどの位の水分を摂っているか振り返ってみてはいかがでしょうか。
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