管理栄養士×スポーツトレーナーの高橋和晃です。
私は現在、全日本大会を目指しているアマチュアサーファーの食事サポートをしています。選手から「冷たい飲み物って身体に良くないと聞きました。本当ですか?」と飲み物の温度について質問がありました。
「これは一般の方~スポーツ愛好家まで共通して必要な知識だな。」と思ったので、今回は普段何気なく選んでいる「飲み物の温度」についてお伝えします。
飲み物の温度管理をするメリット
飲み物の温度によって、水分が身体に吸収される速度は変わるのです。これをちょこっと理解し実践すると、以下のメリットが望めます。
・スポーツでのパフォーマンスUP!
・冷え性や消化不良などの不調の改善
・身体のムクミ予防
飲み物の温度と吸収速度
「え~飲み物の温度で身体のコンディションは変わるの?」と思うかもしれませんが、発揮する効果は想像以上に大きいかもしれません。温度の種類は大きく【冷・常・温】の3つに分けることができます。以下、それぞれの特徴(メリットやデメリット)です。
冷たい飲み物
イメージは、飲み物を冷蔵庫から取り出したばかり温度。
【特徴】
水分は身体に素早く吸収されるけど、内臓に負担が掛かるのがデメリットです。冷たい物のとり過ぎでお腹ゴロゴロしたり、下痢になった経験をした人もいらっしゃるのでは。一般的にスポーツに向いているのは、体温を下げたいので「冷たい飲み物」なのですが…水分補給する目的・季節・気温・自分の体調によって、常温~温かくして飲んでもokay。
常温(外気温を超えない温度)
【特徴】
水分は身体に素早く吸収されないけど、内臓には負担をかけない。無難な感じに聞こえますが、夏場と冬場は例外です。常温とは15~25℃位を指します。
温かい飲み物
【特徴】
水分はゆ~くり吸収され、内臓には負担が掛からない。
水分補給の具体的な活用方法
炎天下で汗をダラダラかいている時
「冷たい飲み物」がオススメ。身体は水分を素早く吸収して体温を下げます。ただし、お腹を下しやすい人は、吸収速度は落ちるけど「常温」にするのも有り。
朝
身体の温度が上がっていないので、冷たい飲み物ではなく「常温~温かい物」を選ぶ。
クーラーの効いた部屋
デスクワークをする人は「常温~温かい飲み物」がオススメですよ。
そういえば、常夏の国台湾では暑くても「冷」の飲み物を飲まず、常温〜温で飲むことが徹底されているとか。
食事をする時
内臓の消化吸収能力を下げたくないので、なるべく「温かい物」が◎ただし、真夏で「温かい物は飲みたくない。」なんて方は「常温」でも◎
まとめ
水分補給する目的・季節・気温・自分の体調によって、飲み物の温度を調節するこは大切です。適切な温度で水分補給をして、スポーツを安全に!日常生活も快適にお過ごし下さい。
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