管理栄養士×スポーツトレーナーの高橋和晃です。秋バテとは9月中~下旬に身体がダル重い・食欲が出ないなどの夏バテに似た状態を指し、それでお悩みの方は年々増えているように感じます。
秋バテを予防するには夏の過ごし方と食べ物が大切なんですよね。今回はその2つについて詳しくお伝えします。
秋バテ4つの要因と予防方法
①日差し
夏の日差しのは予想以上に身体へダメージを与える。例えば「暑いなぁ。日陰ないのかなぁ。」といった精神的なストレス。また、体温を一定に保つために
予防として帽子や日傘、サングラスなどのアイテムの活用する。飲食物では水分や炭水化物、ビタミンB群、タンパク質の補給が有効です。
②食欲&食事量の低下
夏の暑さは食欲&食事量の低下を招きやすい。このような状態になったら、代謝に必要な栄養素は不足して代謝が落ち、身体に不調をきたすこともあるのです。
③湿度
私達は身体の温度を下げるため汗をかくのですが、ちょっと厄介なのは湿度です。
日本の夏は高温多湿。高い湿度は「汗がベトベトする…気持ち悪い。」というように、汗の蒸発を妨げるため身体は体温をスムースに調節できず、疲労が蓄積しやすい…湿度の下がる秋口に溜まった疲労がドンと出ることもあるのです。
以下、気持ちよく汗をかくための有効な方法です。
・汗の蒸発を促す衣服や寝具
・除湿機や除湿剤
・部屋の換気
湿度対策をしたら「頭や身体の重さが軽くなった。」なんてこともあるんですよ(^-^)
④身体の冷え
身体が冷えると血の巡り(血液の循環)が低下して、様々な不調を起こします。夏は以下のように身体を冷やしやすい環境にあり、その影響が秋口に不調として出ることも…
・アイスクリームやかき氷を食べる頻度の増加
・キンキンに冷えた氷入りの飲み物
・食卓に「温かい料理」の登場回数が減少
・効き過ぎる冷房
など
身体の冷えを予防する方法として「冷たい物を控えて!」と言われるとちょっと辛いし、夏は身体の熱を下げるために冷たい物が必要な場合もあるのです。なので、今回のテーマである『身体を温める食材』について詳しくお伝えします。
身体を温める効果のある食べ物
・ネギ類、生姜、にんにく、ニラ、青しそ
・南瓜(かぼちゃ)、ピーマン
・餠
・鮭、イワシ
・納豆
・くるみ
・葛粉(くずこ)、シナモン
・味噌(身体を温める作用のある食材と組み合わせると、温める効果が高まると言われている。)
食べ物は比較的夏~秋口に旬を迎える物を選びました。簡単な料理の一例をご紹介します。
秋バテ予防 簡単料理の一例
豚汁
すりおろし生姜、ネギ類、味噌…豚汁は夏場でも美味しいですよ♬
鮭チャーハン
米、鮭、にんにく、生姜、長ネギ、ピーマン… 主菜も一緒にとれて、食欲が落ちていてもサラサラっと食べられます。
シソ納豆(シソ、納豆)
簡単に作れるし、香りが食欲を上げます。
南瓜の煮物or
切って煮るだけ👌
南瓜とクルミのサラダ
砕いたクルミと荒く崩した南瓜をマヨネーズで和える。
南瓜の甘みが美味しい。クルミのサラダはクルミの食感がクセになります。
イワシのかば焼き
擦り下ろした生姜も使っても◎ ご飯が進みます♪
葛湯
しょうが汁とはちみつを少し入れると美味しい👍朝晩におススメです!
シナモンの紅茶
昼間や夕方のリラックスタイムにどーぞ👋
まとめ
秋バテを予防するためには『夏の過ごし方』と『身体を温める食べ物』が有効です。夏に秋バテの予防をしながら、あっと言う間に過ぎ去る夏を最高に満喫して下さい。
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