【運動パフォーマンスを上げる】上半身をねじるコツ


管理栄養士×スポーツトレーナーの高橋和晃です。ゴルフ、テニス、ダンス、サーフイン、SUP…身体を捻じる(ねじる)動作の多いスポーツをする方へ。腰痛を予防しながら、運動パフォーマンスを上げる「身体の使い方」をお伝えします。

 

私は上記に挙げたスポーツをする方の身体サポートをする機会が多いのですが、ほとんどのクラスイアン様は腰痛に悩んでいます。「筋肉が不足しているから?柔軟性が足りないから?」いえいえ。上半身をねじる動作が間違っているというのも大きな要因なんですよ。

 

 

よくある2つの間違った上半身をねじる動作


①背中を丸める
②腰から捻じる

上半身を捻る際、猫背のように背骨を丸めるとねじりが不十分に。腰から捻じろうとすると、腰に負担が掛かり、腰痛を引き起こす要因となることも。

上半身をねじる動作のコツは【伸び】と【胸】の2つです。

 

 

上半身をねじる動作のコツ ①伸び


運動パフォーマンス

頭頂を天井に伸ばすようなイメージでねじる。

例えば、フィギュアスケーターやバレリーナのくるくる回る動き。背骨が伸び綺麗な姿勢ですよね。上半身をねじる動作のコツの1つ目は、頭頂を天井へ伸ばすことです。

 

 

上半身をねじる動作のコツ ②胸


運動パフォーマンス

24個ある背骨の構造上、身体を捻じるのが得意な部分は胸周辺の背骨。なので、身体を捻じる動作のコツ2つ目は、身体を胸から捻じることです。(捻じりたい方向へ胸から向ける)

 

例えばゴルフのバックスウィング。腰から捻じりだすと、身体の軸は横へずれスウィングが不安になりやすい。

「球を身体から迎えにいく。」「ボールを身体で打つ。」ゴルフではよく聞くアドバイスですが、確かにこのようなイメージで球を打ちにいくと、胸からの動作になりやすい。言葉掛けの1つで動きはガラッと変わるから面白いですね。

 

 

身体を捻じる動作向上のエクササイズ


 

【目的】
・捻じる動作の強化
・腹筋群、肩甲骨周辺の筋群を強化

【ポイント】
・息を吐きながら胸を開く(胸から捻じる)※頭の後ろに手を添えるのが辛い場合、手を添えずに腕を伸ばしても可。
・骨盤が左右にブレやすいので、頭頂を伸ばすイメージで動く

 

 

まとめ


上半身をねじる動作のコツは【伸び】と【胸】の2つです。

近年、スポーツを楽しむ方は増加傾向にあると感じています。私にとってそれはとても嬉しい出来事ですが、スポーツで身体に不調をきたして欲しくないので、今回は「上半身をねじる動作のコツ」についてお伝えしました。

このブログがあなたのスポーツ競技力向上に役立つことを願っています。

 

 

 

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