管理栄養士×スポーツトレーナーの高橋和晃です。ゴルフやテニスをもっと上手くなりたい人へ。
手打ちを改善するためには胸の捻り(ねじり)が大切です。ゴルフやテニス愛好家のお客様の身体作りをサポートしていると、胸の動きが悪く「その負担を腕で補っている」ということが多々あると感じています。まぁ言わゆる手打ちってやつですね。
手打ちで1番嫌だなーと思うのは肘や肩を痛める可能性が高いことです。胸の動きが向上することで怪我の予防になり、ボールコントロールの向上にも役立つのです。今回は「胸の動きとエクササイズ」をご紹介します。
胸の動きがよくなるメリット
・肩や肘の怪我の予防
・ボールコントロールの向上
・フォームが綺麗になる
・最小限の力で最大の力を生み出せる
手打ちになる理由
なんで手打ちになるんでしょうね?理由はいろいろありますけど、その1つはボールに集中し過ぎることでしょう。私もゴルフやテニスは好きですが上手くない…(笑)。思うようなボールコントロールができないのです!コントロールしようとすればする程、手先に意識がいって気がついたら手打ちになるって感じでしょうか。
「ボールを意識し過ぎる」これも手打ちになる要因の1つですが、今回の本題は胸の動き。手打ちのよくある理由は、胸で身体を捻る動作(力)の低下です。
胸椎(きょうつい)とは
先程から私が「胸」と言っているのは胸椎と言われる背骨の部分です。背骨は仙骨(せんこつ)、腰椎(ようつい)、胸椎(きょうつい)、頸椎(けいつい)の4つから成り立ち、以下の図の青色の部分が胸椎。胸椎は鎖骨の下~おへそのちょい上までまたがります。
ゴルフやテニスでは身体を捻る動きがとても大切であり、胸椎はその動作をするのが得意な部位。この胸椎がお得意の捻じる動作(仕事)をサボると、その動作は得意ではない肩や肘が代償して手打ちになり、最悪の場合は怪我へと繋がるのです。
問題点
胸椎の問題点を上げるならば、動かさなければ動かし方を忘れやすいことです。特に座位中心の生活では胸椎を動かす機会は少ないので、トレーニングで胸椎を動かす練習が大切かなと思います。ですので、胸(胸椎)の捻る動作向上を目的としたトレーニングを2つ紹介します。
どれも難しくない運動ですが、お客様からは「肩の痛みや張りが軽減した。」「ボールが真っすぐ飛ぶようになってきた。」「フォームが綺麗になった。」などのお声を頂いております。
トレーニングの注意点
・呼吸を止めない
・無理のない範囲で動く
・身体に違和感があれば運動をしない
胸を捻るトレーニング ①
【ポイント】
・骨盤を開かないように注意する。
・手で上半身を捻るのではなく、胸から捻る。
胸を捻るトレーニング ②
【ポイント】
身体を捻る方の肘を遠くへ伸ばすイメージで動作をリードする。
まとめ
手打ちの要因の1つは胸(胸椎)の動きの低下。
手打ちを改善するためにボールを打つ練習も大切ですが、身体の使い方を見直すのも1つの方法ですよ。胸のしなやかな動きをGETして、あなたのパフォーマンス向上にお役立て下さい。気になる方はご相談ください。
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