管理栄養士×スポーツトレーナーの高橋和晃です。くびれを作りたい方へ
今回は、たった一言で「身体が変わる言葉」を紹介します。なんか、魔法じみてる感じですね(笑)「今、何が食べたい？」「どんな味付けが良い？」これがその一言です。
この言葉を待っていた！
私は現在、サーフインのK選手の食事サポートをしています。先週、K選手と食事の話をしていると「今晩は、さっぱりした味の料理が食べたい。それと、なるべく塩気のある物が食べたいんです。」と言われました。
私にとっては衝撃的な言葉で(笑)「あ、食事の観点が変わってきたな。結果が出てくるだろうな。」と思いました。現にK選手は身体やサーフも変わり始めてきています。本人の努力が結果を出し始め、うれしい限りです。
K選手 以前の昼食
K選手 現在の昼食
身体が欲する味や食物に耳を傾ける！
私達の身体は面白く出来ていて、身体に不足している栄養素や食物を自然と欲しがります。それに従うと、自分に必要な栄養素が揃い、○○な身体作りに役立つことがあるのです。
自然と欲しがるとは、例えば…
・暑い日は「酸味」を欲しがる。冷やし中華が美味しい♬
・汗をいっぱいかいた日は「塩味」が美味しいと感じる。濃い目の味付けが嬉しい。
・疲れた時は「甘味」や「炭水化物」を欲しくなる。チョコやご飯、パンが食べたい！
・妊婦さんは「塩味」や「酸味」が欲しくなる。
・天ぷらや焼肉を食べ続けると「野菜」などのさっぱりした物が食べたくなる。
こんな言葉掛けをしました
サポート以前、K選手は食事に無関心で「お腹を満たせれば、食べ物は何でも良い」といった状態。(これは困ったぞ…どーしよう( ;∀;))というのが率直な私の感想(笑)私はK選手に対して、自分の身体が欲する味や食物に耳を傾けるような言葉掛けを心がけました。以下、その一例です。
髙「K君は、今何が食べたいの？」
K「え？わかんない。マックとか…」
髙「K君はどんな味付けの料理を食べたいの？」
K「味って何があるの？」
髙「甘いとか、しょっぱいとか…」
てんやわんやのスタートでしたが、言葉掛けを続けていくうちに、K選手は自分に必要な食事を自ら選べるようになってきました。それと同時に身体やサーフも変わり始めてきています。
食育や体脂肪減にも活用できる
これはスポーツ選手に限らず体脂肪を減らしたい人、お子様の食育にも活用できます。
食育を考えるならば、お子様へただ漠然と料理を作るのではなく食事を作る前に「今、何が食べたい？」「どんな味付けが良い？」なんて一言聴くことで、この能力を高めるきっかけになりますよ。
体脂肪を減らすならば、ただ漠然と食べ物を選ぶのではなく「自分は今、何を食べたいんだろう？どんな味付けの気分だろう？」そんなことに耳を傾けて、食べ物を選ぶと良いかもしれません。
まとめ
食事をする前に「身体が欲する味や食物に耳を傾けてみて下さい。」自分にとって必要な物、不必要な物が観えてきますよ。そうすれば、おのずと身体も変わってくるものです。食事をもっと楽しめる人が増えたらなーと想います。
管理栄養士の食生活カウンセリング
・お子様にどんな物を食べさせれば良いか自信がない
・体脂肪を減らしたいけど、何を食べれば良いかわからない
そのような方は管理栄養士の食生活カウンセリングをおススメします。あなたに合った献立作成やレシピの提供を致します。
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