子供への厳しい食事制限のデメリット


管理栄養士×スポーツトレーナーの高橋和晃です。
世間ではパーソナルトレーニング=ダイエット(体脂肪減)と連想する方も多いですが…
私は「体重を増やしたい!」というサポート依頼も受けます。

「体重を増やすなんて羨ましい!?」と思わないでくださいね。比べることではありませんが、体脂肪を減らすよりも増やす方が難しいように感じます。

 


共通点


体重を増やしたい目標を持つお客様の「過去~現在の食生活」を聴いていくと、ある共通点が多く観えてきます。

例えば、私が多いなぁと感じる共通点です。
・ご本人様は「食べている」と言うけど、食べた物を写メで観ると食事の必要量が足りていない。
・小学生~高校or大学までスポーツに打ち込み、高校生や大学の時に大きな怪我をした。
・子供の頃から食に偏りがある。(好き嫌いではなく、食の選択肢が狭い。)
・小中の頃から「○○は太るから食べちゃダメ!」と大人に言われ、現在でも避けている食材が多くある
・中学生位から「こんなに食べてよいのかな?」と食べることに対する罪悪感がある
・小中学生の頃から、食べることに興味がなく食べることを苦痛に感じていた/る

 

いくつかある共通点を1つまとめると…
・小学生高学年頃より何かのスポーツをして、尚且つ食事制限をした経験がある。場合によっては、高校生位から大きな怪我を経験した。

 

 

デメリット


スポーツに特化した身体作りをしたい気持ち痛いほど理解できます。
ただ、小中学生の頃より厳しい食事制限をしてしまうと..以下のリスクが高まるのも事実。
・高校生頃からの大きな怪我
・大人になってから低体重で悩む
・女性の場合、生理不順や骨折などの不調


この年代の子供達はできれば厳しい食事制限はせずに、
・食べることの楽しさ
・様々な料理と食材を食べる経験
・食材本来の持ち味
・栄養素に関する基礎的な知識
・各栄養素がどんな食品に含まれ、それらをどのような料理で食べるかを考える能力
などを養っていきたいものです。

 

子供のうちから厳しい食事制限を経験して、大人になって身体の不調を訴える人が少なくなって欲しいので、今回は「子供への厳しい食事制限のデメリット」について紹介しました。もし、お子様の食事でお困りの場合は栄養士や管理栄養士など、食の専門家へご相談ください。

管理栄養士の食生活カウンセリングはコチラ

 

 

 

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このページは中学生アスリートの保護者様向けです。管理栄養士×スポーツトレーナーの高橋和晃がアスリート育成を目的とした『運動・栄養(食事)・英語』の情報を日々発信。最新情報を受け取りたい方は【いいね】して下さい