【レポート】細い身体を強くする！中学生アスリートのためのデカ飯講座

管理栄養士×スポーツトレーナーの高橋和晃です。色々とバタついておりまして、2017年5月20(土) スポーツ食育イベント【保護者向け】細い身体を強くする！中学生アスリートのためのデカ飯講座のレポートです。
私は講座の様子を取り忘れるという大失態を犯してしまい、写真がほぼありません( ;∀;)。まぁ「そんなこともあるよ！」と開き直って、講座のポイントをお伝え致します。

講座の対象者

学校の部活・クラブチームに所属する中学生アスリートの保護者様におススメです。

・子供の食が細く、大きくなるか心配
・食の好き嫌いが多く、日々の栄養バランスに悩む
・他の子と比べ成長が遅く、不安を感じる

講座が出来上がった経緯

私、高橋が10年前に新卒で就職した保育園の卒園児は今や中学生になり、部活やクラブチームで日々頑張っています。幼少時より彼らの成長を見続けている私としては、怪我なくスポーツで活躍して欲しいと強く願っています。

彼らの保護者様からは、以下のようなご質問や悩みを聞く機会が増えました。
・何をどの位食べさせれば良いのかわからない。
・栄養バランスの良い食事とは何ですか？
・うちの子は細くて大きくなるか心配。
・よく食べるけど、好き嫌いが多い…

これらがきっかけで私は「保護者様の食の悩みを改善して、怪我なく子供の競技力を向上させる食講座は作れないかな？」と考えるようになり、スポーツ栄養の得意な烏賊さんへオファーを出し、この講座ができました。

何のために食べる？

管理栄養士の烏賊君は、中学生時代は細くヒョロヒョロとしていたことにコンプレックスがあったそうです。その経験があるからこそ細い子の気持ちが理解できるのでしょう。ただの栄養講座ではありませんでした。

保護者様はお子様へ「大きくなって欲しい！」と思っていても、もしかしたら、お子様はそれを望んでいないかもしれません。また、保護者様はお子様の理想像を共有していないかもしれません。そのようなお子様とコミュニケーションがとれていない状態で食事を作っても、お子様はきっと食は進まないでしょう。

「何のために食べるのか？」教科書にはない、烏賊君らしい内容で講座はスタートしました。

中学生の心身の特徴と成長を促す栄養素

保護者様は自分の成長や経験則から、お子様の成長を考えがち。確かに関係はありますけど、それだけでお子様を観てしまうと、周りの子と比べたり・成長速度の予想が外れて保護者様もお子様も焦ってしまうことも…。成長には個人差があるので、中学生の心身の特徴と伸長の伸び方などを整理した後、以下にある身体の成長を促す栄養素についてお話し頂きました。

・骨を形成する栄養素
・身長は遺伝〇〇割り、その他〇〇割り
・意外なミネラル
これらについては、私も驚きでした。

中学生の食事と水分量

「なぜ食べるのか？」「練習は勝つためにする。では食事は？」ここを理解している／いないでは、結果に大きな差が生まれるでしょう。
毎日のことだから、ついつい忘れてしまいますよね。
ここの整理をした後、栄養バランスの良い食事のポイントや揃え方、量、それらの栄養素の働きなどをお伝え頂きました。烏賊君は特に栄養素の働きを伝えるのが上手👌

講座で学んだことを即実践できるように、1食当たりのご飯や肉、野菜などの量をｇ単位で教えてくれました。上記の画像は、中学生アスリートに必要な朝食の量です。