管理栄養士×スポーツトレーナーの高橋和晃です。
2018年11月末、全国大会を目指すとある中学校のハンドボール部の選手&保護者様へスポーツ食育講座を実施しました。その様子をお伝えします。
講座のきっかけと保護者様の悩み
かれこれ10数年お付き合いのある保護者様(Kさん)から「息子(中学2年生)のハンドボール部は全国を目指す強豪なんだけど、他の強豪中学校と比べると身体が細く小さい、身長も低いんです。ハンドの練習すればする程、細くなるし、疲労も抜けない。試合ではあたり負けするし、スタミナ不足な感じもするんです。」といったご相談がありました。
「ならば….食の講座しますか？」と私が伝えると、Aさんはすぐに複数名の保護者様と協力し、今回の講座を企画・運営して頂きました。ご多忙の中、誠にありがとうございました。
スポーツ食育講座の内容
大まかですが、講座では以下の内容を伝えました。
講座タイトル：強くたくましい体を作るスポーツ食育講座
・選手に必要な1日のカロリー
・栄養バランスの整え方とコツ
・栄養素の働き
・優先すべき栄養素とそれを多く含む食べ物
・バテない！練習中の栄養補給の方法
・パフォーマンスUP。試合当日の食事
・栄養バランスの良いお弁当の作り方
・質疑応答
私の講座はどちらかと言うと一方的に話すのではなく、クイズやら質問形式が多いかもしれません。それは参加者様にただ漠然と聞くのではなく、考えて欲しいからです。
ただね、参加者様が応えてくれないと「シーン…」となり「外したー😂」となるので結構不安でしたが、ハンドボール部の選手は飽きずに真剣に話を聞き、質問にもよく応えてくれました。指導者様や保護者様の日々の教育と言いますか、導き方が上手なんだなと感じました。
講座で1番伝えたいこと
講座冒頭に私が「みんなの目標は何ですか？」と質問すると「全国大会で勝つ！」と全員で息を合わせたように元気よく返答してくれたことが印象的で、嬉しかったです。
講座では強くたくましい体を作るための栄養の話～具体的な食べ方までお伝えしましたが、一番伝えたかったのは「何のために食べるか」を忘れず日々過ごすことです。ここがあいまいだと、食べるのが嫌になったり、面倒に感じてしまうから。
「何のために食べるか」…忘れないで下さい。
Bulk up(バルクアップ)通信
「何だか良い話を聞けた講座だったなぁ～。」で終わるのではなく、講座で得たことを日々の食生活で実践して欲しいので、後日ハンドボール部の選手へバルクアップ通信を送りました。
※Bulk up(バルクアップとは、筋肉量を増やし大きくするといった意味です。)
講座を通じて感じた食のポイント2選について。
炭水化物(糖質)の量と食べ方について。
まとめ
中学生は男女共に成長の個人差があるので、食べても思うような効果は得られないかもしれません。ですが、食べなければ全国で戦える体は作られません。だって、私達の身体は食べた物でしか作られないのですから。挑戦し続ければ体は変わる👍Keep trying！全国でも活躍を願っています。
ご参加頂いた保護者様、お忙しい中お越し頂きまして誠にありがとうございました。また、K様をはじめ講座の企画・運営に携わって頂いた皆様に深く感謝申し上げます。
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