【管理栄養士が教える】臭うベタベタ汗の予防方法と暑熱順化


管理栄養士×スポーツトレーナーの高橋和晃です。臭うベタベタ汗を予防したい人へ。

GWも終わり、これから日増しに暑くなってきますね。汗の臭いや肌にまとわりつくようなベタベタした汗を気になる人も増えてくるでしょう。それらの予防には、5月からの暑熱順化(しょねつじゅんか)が有効ですよ。今回は『臭うベタベタ汗予防』と『暑熱順化』の方法についてお伝えします。

 

 

汗の役割


汗の役割

汗は身体の熱を外へ出す、言わば天然の体温調整システム。人の身体には最適な温度(36.5前後と言われています)があり、この温度を保つことで快適に生活を送れます。

例えば、真冬の日本から真夏のハワイへ行った人が、軽い頭痛やめまいなどを起こすのは、スムースに汗をかけないことが要因の1つとして挙げられます。また、俗に言う5月病(気だるさや何だか体調が優れない状態etc…)にも関係するんですよ。

 

 

臭うベタベタ汗


汗は全身にある200万~500万個とも言われる汗腺(かんせん)と呼ばれる部位から出ます。この汗腺の働きが活発だと『臭いの低下』や『サラサラした汗が出やすい』といった効果も望め、逆に汗腺の働きが低調だと臭うベタベタ汗が…といったことも。汗をかくことを嫌う人もいますが、汗はかいた方が断然お得。

 

 

汗腺は衰える?


ポイントは汗腺も筋肉と同じで、使わないと働きは低下しやすいことです。
以下、よくある汗腺の働きを低下させる要因です。
・外は暑いけど、涼しい室内で過ごす時間が長い
・外は暑いから、移動はクーラーの効いた車が中心
・全身に汗をかく機会が少ない
・野外での活動をほとんどしない

汗腺の働きを活発にするために、おススメしたいのが暑熱順化です。

 

 

暑熱順化とは


暑熱順化とは

一言で表現すれば、身体を暑さに慣らすこと。「汗をかいて、体温調整をスムースにしましょう!」という感じです。COMFYのクライアント様を観ていると、暑熱順化は夏へ向けて5月頃から徐々に始めることが重要だな~と日々、感じています。

 

暑熱順化の方法


近年、暑熱順化の認知は増してきました。汗をかくためにお風呂やサウナをおススメする人も多いけど、私は野外(自然環境)での全身運動をおススメします。太陽の熱や湿度をまとった風を感じながら動いて汗をかいた方が暑熱順化しやすいからです。それに、この時期は時間帯を選べば野外での全身運動は気持ちも良いし、日々の疲労の回復にも役立ちますよ。

 

おススメの全身運動とポイント

【運動】
ジョギング、ウォーキング、サイクリング

【ポイント】
・太陽が出ている時間帯で、気持ちよい位にダラダラ汗をかく!
・普段、全く身体を動かさない人 or 日中、仕事をしている方は朝夕の涼しい時間帯を狙うと◎
・水分補給を忘れずに。
・目安ですが上記のような全身運動を1日10~15分。5~10日続けると身体は暑熱順化していくと言われています。

 

 

まとめ


・汗腺も筋肉と同じで、使わないと働きは低下しやすい。
・暑熱順化は臭うベタベタ汗の予防に有効。

「臭うベタベタ汗をどうにかしたい!」と言う人は、是非試してみて下さい。あなたの生活がもっと快適になることを願っています。

 

 

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