【体脂肪を減らすコツ】自分の食事に偏りがないかを知る

管理栄養士×スポーツトレーナーの高橋和晃です。体脂肪を減らしたい人へ。
4月は何かを始めるには良い季節ですね。夏に向けて身体を絞るには今から始めること丁度良いですよ♪

「体脂肪を減らしたい！痩せたい！」といった食事のご相談を受ける際、私は普段の食事の写メを見せて頂くことが多いです。今回はその写メから観える「共通点」と「体脂肪を減らすヒント」をお伝えします。これを意識するだけで、体脂肪減に役立つかもしれません。

共通点

栄養のバランスに偏りがあるけど、本人はそれに気が付いていない。
数名のクライアント様から承認頂いた食事の写メを一部紹介します。

朝食:炭水化物に偏っている

昼食:炭水化物に偏っている

昼食:野菜がない

体脂肪を減らすにはたくさんの栄養素が必要なので、様々な食材や料理を食べることが最も効果的。しかし、それを感覚的に理解していても「毎日、食べている物が同じ。」「毎食後、お菓子やスナックを食べている。」といったことに本人は気が付いていないケースが多いように感じます。習慣化しているので、気が付かないと言う感じでしょうか。

事例

以前このようなことがありました。
「魚とサラダを中心に野菜も食べているけど、体脂肪が減らない。」女性のクライアント様からのご相談でした。色々と話しを伺うと、マグロとトマト・セロリ・ブロッコリーがダイエットには良いと聞いたので、毎食マグロの刺身と上記の野菜サラダだけを食べていたそうです。しかし、本人は偏った食材選び・食べ方をしていることに気が付いていませんでした。

私は特別なことはせず、以下のご提案をしました。
・マグロだけではなく、カジキやブリ、メザシ、旬の魚、鶏卵、鶏・豚・牛肉、豆類などのタンパク質の種類を増やす。
・同様に他の野菜の種類を増やしながら、海藻・きのこ類も食事に取り入れる。

これだけですが、体脂肪は減り始めて結果が出るようになりました。