管理栄養士×スポーツトレーナー の高橋和晃です。
前回のブログの続きで、食事でタンパク質を摂る具体的なメリットを3つ紹介します。※前回のブログに関しては、このブロブの一番下にある関連ブログからアクセスできます。
タンパク質のメリット
前回紹介したようにタンパク質は、身体の構成材料なので食事で必要量をしっかり摂ると以下のメリットがあります。
・筋肉量の増加でタルミ予防&改善
・なめらなか髪質、潤いのある爪
・弾力のある肌
・身体の疲労回復や消化不良、食欲不振の改善
これから具体的なメリットを3つ紹介します。
①代謝UP
このような方へ特におすすめ。
・身体の冷えからくる悩みを改善したい
・代謝を上げて体脂肪を減らしたい
食事を摂ると体内に吸収された栄養素が分解され、その一部が体熱となって消費されます。つまり、食事をした後は、安静にしていても代謝量が増加するってことです。(特に何もしていなくても消費エネルギーが増加)
イメージで例えると食事の最中or食後にしばらく身体が熱いなといった状態がしっくりくると思います。この代謝量の増加を、食事誘発性熱産生(DIT: Diet Induced Thermogenesis)なんてカッコいい名前がついているんですよ。
DITの大部分を占める栄養素が、タンパク質。(脂質4%・糖質6%・タンパク質30%)簡単に言えば、タンパク質には身体を芯から温めてながら代謝を高める効果があるので、冷えの改善や脂肪の燃焼効果を望めます。
②満腹感の持続
このような方へ特におすすめ。
・体脂肪を減らしたい
タンパク質をしっかり摂ることで、食事の満足感が出ることがわかっています。果物やお菓子、おにぎり、ざるそば、かけうどん….炭水化物だけの食事だと「食べ終わっても何だか物足りないな・・・」と感じた経験はありませんか?
タンパク質が欠けていると、食事の満足感は出にくい。
タンパク質は食事の満腹感を出す作用があるので、必要量を食べると間食やドカ食いが減る可能性があります。体形を維持したい・体脂肪を減らしたい方にはもってこいの栄養素なんですよ。それに、間食へ費やすお金も浮きますしね。
③体内時計の調整
このような方へ特におすすめ。
・仕事の効率を上げたい
・疲れをリセットしたい
体内時計が乱れると、こんなことが起こります。
・ボーとして仕事や家事が手につかない。いまいち集中力できない。
・身体の動きが悪く、怪我をしやすい。
ただ単に「睡眠不足!」ってこともありますが…タンパク質を豊富に含む食材をとることで、狂った体内時計をリセットする作用があるのです。
狂った体内時計を整えると、例えば以下のようなことがあります…
・集中力が高く、脱ダラダラモード!仕事や家事の生産性UP
・テキパキ頭も身体が動くので、いろいろな発想が浮かぶ。
・趣味やスポーツをする方は、身体のキレが向上しやすい。
まとめ
必要量のタンパク質が含まれた食事をすると…
①安静にしていても代謝量が増加する→身体の冷え改善&体脂肪減に効果的
②食事の満足感が出る→間食や食べ過ぎ予防に効果的
③体内時計をリセットする→頭の回転や集中力UPに効果的
食事は毎日のことなのでついつい手抜きになったり、炭水化物や脂質過多でタンパク質不足になりやすい。私達の身体を作っているは食べ物なので、タンパク質をばっちり摂ることがあなたの望む身体作りへの近道かもしれません。それでは、またお会いしましょう♬
管理栄養士の食生活カウンセリング
食生活カウンセリングでは、タンパク質や糖質、脂質などの働きやメリットなどをわかり易くお伝えします。栄養素の働きを学ぶことで、効率よくあなたの理想とする身体が作れます。
関連ブログ
最新情報を受け取ろう!
COMFYのメルマガ詳細はコチラ
COMFYのインスタはコチラ
ゆる~いブログはコチラ
くびれ専門 COMFYの「運動×食」に関する最新情報を受け取りたい方は【いいね】して下さい