手指のこりは肩こりを生む


管理栄養士×スポーツトレーナーの高橋和晃です。肩こりを緩和しながら、くびれを作りたい人へ。
最近は指先のこり (前腕のこり) が要因となり、肩こりを引き起こすケースが増えてきているように感じます。肩の動きが悪いとくびれラインができにくいので、今回は「指先のコリとそれ緩和するストレッチ」についてお伝えします。

 

 

あなたの手指のこりチェック


手指のこりチェック

1日の生活を振り返り以下5つの項目をチェック

①PCでキーボードをよくうつ
②スマホでゲームをしたり、文字をうつ
③ペンで書類や文章作成などを多くする
④物を握ったりつまむ作業が多い
⑤マッサージやハンドトリートメントなど職業柄、手指をよく使う
⑥テニスやバドミントン、野球など物を持つ競技をする

3つ以上当てはまった方は要注意。これらは手指のコリを生み出す要因なのです。

 

 

手指のこりが肩こりを引き起こす理由


手の指の筋肉は力こぶ、肩甲骨と繋がっているので、手指の筋肉がコリかたまると肩にも悪影響を及ぼす。

 

例えば、PCでキーボードを打つ際(手首を返す)によく使われる「腕橈骨筋(わんとうこつきん)」。以下の図は腕橈骨筋です。
手指のこり

 


以下の図は、腕橈骨筋+ちからこぶ。「腕橈骨筋」と「力こぶ」は繋がっていて、力こぶの筋肉の白い箇所は肩甲骨にくっ付いています。

手指のこり

 

このように腕橈骨筋のコリから始まった連鎖は、結果として肩こりを生み出すのです。肩コリの流れをわかりやすく表すと次の流れになります。≪腕橈骨筋がコリ⇒力こぶもコル⇒肩甲骨の動きが低下⇒肩こり

 

 

オススメのケア


肩コリの連鎖が始まる手指の筋肉のストレッチは、肩コリの緩和に有効な手段。今回は手軽にできる、手指のストレッチを2つ紹介します。

 

手指のストレッチ その①

手指のストレッチ

【方法】
肘を伸ばし掌を天井に向けて、もう片方の手で指を下方へ伸ばします。前腕部分に伸びを感じればokay。頻度は1日何回しても構いません。気が付いたらケアして下さい♪

 

手指のストレッチ その②

手指のストレッチ
【方法】
手の指をおへその方へ向け四つん這いになり、お尻をやや後方へ引っ張られるようなイメージで重心を引く。

 

 

手指のストレッチ ①と②の動画

 

手指のコリをしっかりとると気持ちいいんですよ(^-^)私はPC作業の頻度が多いので作業の休憩にコリとりストレッチをするにですが、身体は楽だし仕事もはかどります♪

 

応用編


テニスやバドミントン、野球などの物を持つ競技をする方は、準備運動で手指を伸ばすとケガ予防&身体の動きの向上に役立ちますよ!

 

 

まとめ


手指のコリは「近代型のコリ」と言えるかもしれません。それが要因で肩こりに繋がることを知って欲しいのでこのお題を選びました。

 
手指のストレッチで肩こりを緩和して快適な毎日をお過ごし下さい。

 

 

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