オーストラリアの選手帯同 食事編③ 食文化と食品表示


オーストラリアの選手帯同 食事編③ 食文化と食品表示

管理栄養士×スポーツトレーナーの高橋和晃です。2017年3月サーフィンの選手帯同でオーストラリアへ行きました。そこで得た情報・感じたことをお伝えします。

 

何かの試合でオーストラリア行くアスリートへ

今回のテーマは【オーストラリアの食文化】と【英語の食品表示】です。オーストラリアの試合期間中、レストランで食べられ料理の種類や金銭面などを考慮すると毎回、外食することは難しい。1週間以上滞在する場合、日本と同じように買い物へ行き、自分で料理を作ることになると思います。

 

オーストラリア 食文化と食品表示 ヨーグルト
ヨーグルト

しかし、買い物へ行っても食品は英語表記。

肉・魚・果物・野菜などは見ればわかりますが、調味料や冷凍食品、加工食品などを購入する場合、英語の食品表示を読めないと以下のようなことがよくあります。
「どんな味で何に使えば良いかかわからない。」
「栄養素はどれくらい含まれているの?」
「どうやって調理すれば良いの?」
また、体重のコントロールをしている人は、カロリーやタンパク質などの
表記を読めないと苦労することも…

 

オーストラリアでの買い物をスムースにするために、今回は『オーストラリアの食文化』と『英語の食品表示』とについてご紹介します。

 

 

味付けは薄め?飽きる?オーストラリアの食事


オーストラリア 食文化 バーベキュー
Noosa BBQ Park

オーストラリアの一般家庭やレストランは、以下のような調理方法がほとんど。
・グリル(網で焼く)
・ソテー(フライパンに油をひき焼く)
・ベイク(オーブンで焼く)
・フライ(揚げる)

アジア料理の店に行けば炒め物を食べられますが、煮物はほぼ食べられません

 

オーストラリア ヌーサ 食文化 レストラン
Sunshine Beach Restaurant

オーストラリアの一般家庭の基本的な味付けは、以下のように凄くシンプルに感じます。イギリス料理の影響を強く受けているのでしょう。
・塩こしょう+オリーブオイル+ハーブ
・肉のソース+酢・ワイン・塩
・バター+塩

余談ですが、バーガーやフライドチキン、ピザなどアメリカっぽい食事(濃い目の味)も主流になってきているようです。また、オージーのBBQ文化の影響かな?肉の味付けは、バーベキューソース(主な原材料はトマトピューレ+砂糖+酢+塩)と呼ばれる調味料を良く使います。

 

昆布やカツオのうま味・刺身のうま味と言った繊細な味や風味は、味わう機会が少ないので、オーストラリアの食事には飽きてしまう日本人も多くいるように感じます。また、普段から濃い味付けに慣れている人は「オーストラリアの味付けは、薄め(塩分控えめ)でハーブや野菜の香りが強くて物足りない。」と言った声も耳にします。

 

短期間の滞在なら上記のようなことも割り切れると思いますが…1週間以上滞在する場合、料理を作れる人はスーパーで売られている調味料やソースを、料理の苦手な人は冷凍食品を把握しておくと便利ですよ。

 

 

調味料の宝庫?


オーストラリア ヌーサ 食文化 調味料
ドレッシングや醤油などの売り場。日常的にサラダを良く食べるためでしょう。ドレッシングはオイル、マヨネーズ、トマト、クリームベースとよりどりみどり。

オーストラリア 食文化と食品表示 ハーブとスパイス
ハーブやスパイス(香辛料)売り場。一般家庭の料理の味付けはハーブや香辛料が基本。ハーブは日本のスーパーでも多く見るようになりましたが、ここまでの種類の香辛料はめったに見られません。

オーストラリア 食文化 ソースとケチャップ
ソースやケチャップなどの売り場。ソース類の味は日本のソースのような「塩分濃い目」ではなく「風味や香り、甘味濃い目」といった感じです。

 

アジアコーナーで日本の醤油や酢、ソースなどもありますが、味は日本の物と違うように感じますね。

ソース・ドレッシングの種類が多いのは、料理に時間をかけず家族との時間を大切にする・リラックスタイムを作りたいといったオージーの国民性が関係しているかもしれません。

塩や醤油、胡椒などの代表的な調味料の英語表記は勉強しておくことをおススメします。

 

 

売り場は極寒?冷凍食品


オーストラリア 食文化 冷凍食品
コロッケや春巻き、エビフライ、ミートボールなどのお惣菜の冷凍食品。これらの値段は日本とあまり変わりませんが、量は多い。

オーストラリア 食文化 ラザニアとミートパイ
ラザニアとオーストラリアのソウルフードとも言えるミートパイ(パイ生地でパスタのソースを包んだような食べ物)売り場。私の好物です(笑)。味はミートソースだけでなく、ホワイトソース、ベジタブル、カレー、バーベキューなど様々。

オーストラリア 食文化 ミートパイ
上記と同じく、ミートパイコーナー。バリエーションの多さから、オージーに愛されている食べ物だと伺えます。

オーストラリア 食文化 冷凍食品のピザ
ピザ売り場。一般家庭でピザは手軽に食べるポピュラーな食べ物。イメージですが日本のインスタントラーメン、カップ麺みたいな感じでしょうか。値段は日本と比べて安く、量が多い。

 

全体的に冷凍食品の1ポーション(規格)の量を考えると、値段は比較的安いと感じます。冷凍食品コーナーには主食~主菜(おかず)、写真にありませんが野菜・デザートまで揃っています。ちなみに、オーストラリアの冷凍食品売り場は日本と比べ、もっと寒いので心の準備を…

冷凍食品が多い理由は、国土が広いため日本のような食品の交通システムが整わず、冷凍食品文化が発展した。また、家庭用の冷蔵庫が大きい。もしくは、オージーは日本のように週に2~3回の買い物をせず、週に1 or 10~14日に1回まとめ買いをすることがの影響でしょうか。

 

「料理を作るのが苦手。手間を掛けたくない。」といった方は、食品表示をよく見て適度に冷凍食品を活用するのも良いかもしれません。但し、自分の宿泊する施設にレンジがあるかを確認して下さいね。

 

 

最低限、覚えておきたい英語表記の食品表示


オーストラリア シリアル 英語の食品表示
シリアル 食品表示

オーストラリア ソーセージ 英語の食品表示
ソーセージ 食品表示

 

特にアレルギーをお持ちの方は、しっかり食品成分をチェックして下さい。体重を管理する人は、カロリーや炭水化物、タンパク質量などを見落とさずに。

冷凍食品や加工食品は「保存方法」や「使用方法」が読めないと「冷蔵庫、常温保存?賞味期限いつ?」と迷ったり、食べる直前になって「どうやって食べるの?」とアタフタすることもあるのでご注意を。

 

保存方法 Preservation
使用方法/作り方 How to cook
賞味期限 Best Before
原材料  Ingredients
開封後要冷蔵 Refrigerate after opening

栄養  Nutrition
栄養成分表示 Nutrition Facts/Nutrition Information
炭水化物 Carbohydrate
タンパク質 Protein
脂質 Fat
カロリー Calories/Energy
アレルギー allergy
生  raw
調理不要 Ready to eat
洗わず料理可能 Ready to cook

この~を〇〇g摂取した栄養素 Serving~Size〇〇g/Serving Size〇〇g
電子レンジ microwave

 

 

まとめ


・塩や醤油、胡椒などの代表的な調味料の英語表記は勉強しおく
・適度に冷凍食品を活用するのも有り
・簡単な英語の食品表示は覚えておくと便利

 

オーストラリアで身体のGoodなコンディションを作りたいならば、食文化を知り英語の食品表示を読めた方が得ですよ。自分の身体を一番管理できるのは、あなた自身。この記事でオーストラリアの買い物が楽になることを願っています。

 

 

 

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