管理栄養士×スポーツトレーナーの高橋和晃です。首こりや腰痛を改善したい人へ。
それらの要因は様々ですが、背骨の硬さも大きな要因の1つです。今回は背骨の働きと肩こり・腰痛予防体操をお伝えします。
背骨の役割
背骨は24個で構成されゆるやかなS字状のカーブを描き、約5~7kg(ボーリング玉位の重さ)の頭を支えながら、身体の軸(バランス)をとっています。
背骨は部位により、以下の名前がついています。
オレンジ色 : 頸椎(けいつい)
首の動きや頭の重さを支える大黒柱
青色 : 胸椎(きょうつい)
鎖骨下~みぞおちの部分。身体の動きを作り出す核
黄色 : 腰椎(ようつい)
サスペンション機能で衝撃を和らげる、背骨の土台
胸椎(きょうつい)の錆びつき
肩こり&腰痛をお持ちの方で最近多いなぁと思うのは、青色の背骨(胸椎 きょうつい)を過剰に後方へ丸め、首が前方へ出てしまう姿勢です。
このような姿勢になると胸椎は固まりやすく、頭の重さの負担が首や腰に掛かり、不快な痛みや張りとなるのです。胸椎の錆びつきは、肩こり・腰痛の根源と言えるかもしれません。
胸椎を錆びつかせる要因と改善方法
最も大きな要因はスマホとPC作業でしょう。また、歩行やスポーツやランニングなどの運動で胸椎をアクティブに動かさないことも挙げられます。改善方法はたーくさんあるし、人それぞれの姿勢によって異なりますが、今回は多くの人に有効な改善方法を1つお伝えします。
胸を丸めたり反る
「胸を反るのは納得できるけど…過剰に丸めている姿勢なのに丸めてよいの❓」と思う方もいらっしゃいますが、まずは胸椎本来のしなやかな柔軟性や動きが欲しいので、胸を丸めたり反る体操をおススメします。
以下はその体操の動画です。是非、デスクワークや家事の合間に実施してみて下さい。
肩こり&腰痛予防体操
【目的】
・しなやかな胸椎の柔軟性の獲得
・胸椎の本来の動きを取り戻す(再学習)
【方法】
①椅子に座り、頭頂を伸ばす
②「釣り糸で背中が引き上げられる」イメージで、みぞおちを背骨に押し込む
③息を吸いながら、みぞおちを引き上げる(胸を広げる)。
【ポイント】
腰はなるべく丸めずに胸周辺を動かす。地味ですが、とっても重要なエクササイズ。
まとめ
胸椎の錆びつきは肩こり・腰痛を引き起こす。適度に胸周りを動かすことにより、改善することもあるので無理のない範囲で試してみて下さい。
もし、肩こりや腰痛でお困りの方はご連絡下さい。あなたに合った肩こり・腰痛改善するためのストレッチやエクササイズをご提供します。
バランストレーニング
・○○したいから肩こりや腰痛を何とかしたい
・上記の悩みを改善しながら、くびれを作り××したい
このような方はバランストレーニングがおススメ。『高性能姿勢分析アプリpeak a body』と『動作のクセ』から筋肉のバランスを分析。FRピラティスを組み込んだCOMFY独自のメソッドで、あなたに必要なエクササイズやストレッチをご提案致します。
最新情報を受け取ろう!
COMFYのメルマガ詳細はコチラ
COMFYのインスタはコチラ
ゆる~いブログはコチラ
くびれ専門 COMFYの「運動×食」に関する最新情報を受け取りたい方は【いいね】して下さい