管理栄養士×スポーツトレーナーの高橋和晃です。先日大盛況を頂きました、水分補給講座のレポートです。オーシャンスポーツ(海で行うスポーツ)愛好家の方は、水分補給をせずに運動を始める方が凄く多い。まぁ、オーションスポーツに限りませんけど(*´Д｀)
身体の水分が減るデメリット
・足がつったり、全身がダル重たくなる。
・頭がボーッとしたり、視界が暗くなる。
・気持ちはあるのに、集中力が低下する。
・最悪の場合、熱中症や熱射病で倒れる可能性もある。
「そりゃまずい…水分を適切な量・質・タイミングで摂取することで身体の動きはガラッと変わり、スポーツを安全にもっと楽しめるんですよ。」てことを伝えたくて今回の講座を開催しました。
今回はスポーツ栄養が大得意の名取由紀子(なとりゆきこ)さんとのダブル講師♫
まず始めに..
名取さんから「私達の身体は約60%が水分で構成され、2%の水分量を失うと運動のパフォーマンス低下する。」てな話から講座はスタート。
あくまで私と数人で実験したデータですが、サーフインを1.5時間すると体重は平均550g前後減るんですよ。オーションスポーツをする方は水分補給をせずに2～3時間運動を続ける人が多いので、つまり…
「意外です！何で体重減るんですか？」という質問が飛び出します。「それは水中でも汗をかいているからです。」と名取さん。陸と違い意識をし辛いのですが、水の中でも汗はかきますし、呼吸からの水分損失も増えるんです。
その後…
・1日に必要な水分量、水分の種類、飲み方
・オーションスポーツの競技特性
・水とスポーツドリンクの違い
・食事と水分の関係
・ウォーターローディング
について水分補給と運動パフォーマンスについて話は濃厚に進みます。
参加者様からは
「水泳の前後で体重は3キロ程、減少していました。パフォーマンス落ちていたんですね。」
「普段はコーヒーばかり飲んでいて、トイレは1日13回以上いってます！1日通しての水の摂り方がそもそも変だったんですね。(あくまで平均ですが、適切な水分補給ができていればトイレ回数は1日6~8回)
「泳いでいる最中は喉が渇くけど、水分補給の時間がないのでプールの水を飲んでいました！(笑)」なんて珍回答も。
講義のメイン
自家製スポーツドリンクを作ってみようのコーナーでは「自分でスポーツドリンクを作れるんですか？」「ポカリの粉みたいのを作るんですか？」と質問攻めに。
水、砂糖、塩、市販のフルーツジュースで簡単にスポーツドリンクは作れます。スポーツドリンクを試飲した後は、私に講師をバトンタッチ。スタジオへ移動をして30分エクササイズ♪
なぜ運動かって？
汗をかくと味覚が変わるのです。運動後に同じドリンクを飲んでもらうとあら不思議(ﾟдﾟ)！
「甘みを強く感じる」「塩気が薄まった…」など味覚の変化があります。「あ！だから水分は必要なんですね。」「汗と呼吸でここまで身体に変化があるなんて。目から鱗です。」と今回の講座を総まとめしながら、水分の必要性の理解を深めました。
学んだことを体験する
学びを日常生活で実践するためには、このプロセスがとっても大切なので今回は運動を入れました。大盛り上がりのなか、講座は終了。皆様で仲良く美味しいランチを頂きました。
参加者様からは…
・とても面白い授業をありがとうございました。コーチをしている学生に話したいと思います。
・非常に楽しい勉強会でした。明日からSUPをする際に実践します。
・自分のお客様へ水分のアドバイスをします。もちろん、自分のサーフインにも活かします。
など嬉しい感想を頂きました。
私達は参加者様から「高橋さん、講座であった内容を実践しているんですけど、もっと良い方法はないっすか！？」てな具合で質問されることを楽しみにしています(*^^)v
ブログをご覧の皆様へ
スポーツをしていない方でも水分補給を適切な量・質・タイミングで行うことにより、身体の動きはガラッと変わるんですよ。「あ、私普段水分を摂ってないかも！」なんて方は自分の1日の水分摂取を1度見直してみるのはいかがでしょうか。
参加者様へ
お忙しい中お越し頂きまして誠にありがとうございます。講座で学んだことを実践して、オーシャンスポーツを安全にもっと楽しんでください♪コーチ陣の皆様は、ご自身の生徒様へ水分補給の必要性をお伝えしてくれたならば幸いです。
COMFYでは、楽しく身体作りに役立つイベントを定期的に開催していきます。「こんな講座を開催して欲しい」なんてご要望等ございましたら、LINE@やメールにてご連絡下さい。次回のイベント開催は、5月15日(日)10：45～12：45
緊急指令！頑固な疲労を回復せよ。【疲れリセット食講座】
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